生化学・免疫検査

 化学・免疫検査室では、主に血液および尿を用い、生化学検査・内分泌検査・腫瘍関連検査・感染症検査・血中薬物検査・自己免疫検査など、100項目を超える幅広い項目の測定を実施しています。

 検体前処理・搬送システムに接続した4台の分析機(生化学自動分析機2台、自動免疫測定装置2台)と非接続分析機5台を駆使して、多数検体を迅速かつ正確に測定しています

 自己免疫検査、蛋白分画など一部を除くほとんどの項目は迅速検査として扱い、外来迅速検査依頼の約90%は40分以内(外来診察前)に結果を報告しています。

 また、緊急を要する生化学項目の測定は2台の分析機を用いて迅速に対応すると共に、万一の故障時にも相互にバックアップできる体制を構築しています。

 入院中の患者さまの栄養管理に役立てるため、毎週全病棟にアルブミン低値患者リストを配布などNST活動への参加や自宅で血糖測定を行う患者さまには、臨床検査技師が直接病棟や外来に出向いて自己血糖測定器の貸し出しや測定方法の説明なども行っています。