概要と特徴

 臨床検査は医師が患者さまの病態を把握し、診断、治療および予後を判断するために重要な検査であり、臨床検査部はこれら検査を担当している部門です。

 
当検査部は関西医大附属枚方病院開院(平成18年1月)と同時に運営を開始し、スタッフは医師(臨床検査専門医)、臨床検査技師、検査助手および事務員で構成しています。

 院内実施検査はすべて迅速かつ正確に結果を報告することを基本とし、病院の電子カルテシステムに連携できる最新のコンピュタ−システム(採血システム、検体検査システム、生理検査システム)を導入して安全性の高い運用をしています。また関西医大の附属2病院(枚方病院、滝井病院)の検査部は同じ機器・試薬及び基準値範囲を用いて、常時互換性を保ちながら運用していますので、本院で診察された患者さまが滝井病院を受診されましても、検査結果は同じであり、データの共有ができますので、安心して診察を受けていただくことができます。

 当検査部は患者さまから採取した材料(血液、尿、便、喀痰、腹水など)を検査する検体検査部門と心電図など直接患者さまに接して検査する生理機能検査部門の大きく2部門に分かれます。検査は国家資格と専門分野の認定資格を有した臨床検査技師が担当し、時間外、休日におきましても、同じシステムを使用して24時間体制で検体検査を行っています。また、迅速(約40分以内)に検査報告を行い、外来で診察される時には当日の検査結果を参照して治療ができる体制を構築しています。

 正確性におきましては、日本医師会、大阪府医師会、日本臨床衛生検査技師会、アメリカ病理学会(CAPサーベイ)や各種専門メ−カ−が主催する精度管理サ−ベイに参加して各検査の測定値や検査判定の正確性を確認しています。いずれも良好な評価を得、大阪府医師会からは優秀臨床検査室としての認定を受けています。 
また、2013年8月には、臨床検査室の国際認証(ISO15189)を取得しました(↓)。

検査部ではこれら検査業務の他に採血業務(外来中央採血、入院患者さまの早朝採血)、血液ガスの病棟連携および自己血糖器の指導などを行っています。現在の迅速体制は臨床からも良好な評価を頂いています。

 私たちは、他部門と密接な連携を保ちながら安全性を重視し、迅速かつ正確な検査結果を報告し、患者さまを中心とした検査部の運営に日々努力しています。


平成26年1月
関西医科大学附属枚方病院 臨床検査部

ISO15189認定証

ISO15189認定証